適応障害で休んだ時に読んだ本③ 本当の自由を手に入れるお金の大学/両@リベ大学長

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 こんにちは、ゆゆゆいです。

 このブログに足を運んでいただき、ありがとうございます。

 このブログでは、平凡なサラリーマンの私、ゆゆゆいが適応障害を通して、自分の人生において大切なこと、価値観を見つけ、自分の実体験から少しでも人生の考え方の参考になってほしいと思い、発信しています。

 今回は「適応障害で休んだ時に読んだ本」の3冊目を紹介したいと思います。これを書きながら当時を振り返ると、学生時代教科書や参考書以外で読書といえばマンガかラノベしかなかった自分が、よくこんなに読書してたなあと不思議でなりません。自分じゃないのではと思ってしまいます 笑
 このシリーズで紹介する本はまだありますが、読んだけれど紹介しない本もたくさんあります。でもそれは読んでも意味がなかったということではなく、何かしら自分の中の血肉になったと思っています。単に読書をするだけでも、6分間でストレスレベルを68%軽減するという海外の大学の研究結果もあり、ストレス解消にも効果的です。中々普段読書をする時間を確保するのも大変だと思いますが、何かに没頭する時間は本当にストレス発散になります。少し時間が空いたという人や、自分みたいに一時的に休みを取っている人は、何かの縁ですので良い機会だと考えてぜひ読書してみてはいかがでしょうか。

 ということで、今回紹介したい本は、起業家でYouTuberとしても活躍されている両学長が書かれた「本当の自由を手に入れるお金の大学」です。
 え?お金の知識に関する本が適応障害に役に立つの?と思った人もいるのではないでしょうか。
 確かに、直接関わりはありませんが、お金の悩みのを解消することが結果的に症状を改善するきっかけになりました。今回はどのように適応障害だった自分に役立ったのかを紹介します。

 まず、今回紹介する「お金の大学」の内容を簡単に説明すると、お金に関する基本的な概念からビジネスや経済に関する基本原則などを紹介しつつ、お金の管理方法や貯蓄、投資、住宅ローン、保険など、日常生活で役立つテーマを扱い、これからお金に困らないための実践的なアドバイスを教えてもらえる本です。お金に関する知識やこれから蓄財してお金の不安を少しでも減らしたいと思う方なら、この本から読んでみることをお勧めします。
 それでは、この本が自分にとって役に立った点を2つ紹介します。

 一つ目が、「結局、悩みの原点はお金だったということに気づけたこと」です。「適応障害」という病を始めて調べた時、「うつ病」との大きな違いについて、「適応障害は発病のきっかけが明確で、そのきっかけのストレスを取り除けば改善される」ということを知りました。
 自分の場合、このストレスは明確に「職場環境」だとわかっていました。なので、休職中は何度も何度も退職を視野に入れました。しかしながら、何度も何度もその度に不安と恐怖で気持ちが沈み、適応障害はなかなか改善しませんでした。
 なぜ、退職という選択肢を踏み切れなかったのか。それは、「退職後、次に就こうとする仕事で今以上の経済的自由を得られる確証が無かったから」です。転職はうまくいくのだろうか?中途採用で雇ってもらえるところはあるのか?大したスキルなんか無いのに必要としてくれる職場があるのか?次の仕事に就けたとして年収は?昇給や退職金とかあるのか?今よりも年収が低くなったら生活が苦しくなるけどいいのか?ずっと低いままだったらこれから生きていけるのか?
 今が別に経済的自由というわけではもちろんありませんが、今よりも金銭状況が悪くなることをとりわけ不安視していました。結局、お金が無ければ大抵生きていくことはできません。この不安になんとなく客観的に理解し始めた時に、「今の職場に残る」ことと、「他の仕事に就く」ことを金銭的な視点で考えるようになりました。この「他の仕事」について調べ始めた時に、いわゆる「ビジネス系YouTuber」という存在を知り、両学長の動画を見つけました。
 お金に関する知識が増えていくだけで、自分が持っていた不安感が解消されていくのがよく分かりました。「副業ってこんなに儲かるのか」「業界によってこんなに年収変わるのか」「日本と海外の雇用の考え方って全然違うんだ」「終身雇用ってもう存続が難しくなってリストラする企業も増えているのか」「転職って実はトレンドだったのか」など。。。
 他にも、他のYouTube動画でいえば、自分の資産を投資に回す、収入に占める貯蓄率を増やし蓄財する、ミニマリストという必要最小限の物だけで暮らすといった生き方を知ったことも衝撃でした。自分の知らないところで、お金に困らない生活を送るためにたくさんの人たちが実践している方法を知ることは、今の生き方に固執する必要は無いんだということを教えてくれました。
 これをきっかけに、今の自分にできるお金に困らない生き方、これから自分がやっていきたいお金との付き合い方を学ぶため、今回のテーマである「お金の大学」を読むようになりました。結果的に、お金が貯まる仕組み、逆に貯まらない仕組み、どこに気をつけると蓄財できるのかなどなど。お金に困らない生き方を知ることで、不安は少しずつ無くなり、気づけば家計簿をつけ、積み立てNISAを始め、簿記を勉強するようになり、蓄財に対して積極的に取り組むようになりました。悩みの根本にあった「お金」について、これまでより格段に改善していることを実感することで、気持ちが前向きになっていきました。

 自分がこの本が役に立ったと思う理由の二つ目は、先ほどの内容に関連しますが、「生き方の選択肢を増やすことができたこと」です。「他の仕事に就いて年収が下がったら、、、」という不安も、業種によって年収が大きく変わるのだから、より稼げる業種に転職すればいいし、本業の収入を減らしたとしても、今よりも生活に余裕が持てて、その分副業で稼げばいいし、しっかり蓄財ができていれば収入が減ってもしばらくは困らない。他の生き方を知ったことで、今の生き方に固執する必要が無くなりました。つまり、適応障害になったストレス要因である「職場環境」を手放す選択肢が得られたことになります。
 自分の場合、結果は復職して現在も職場は変わっていません(部署異動はできました)。これには理由があり、保有する金融資産額に目標を設定したからです。部署異動によって環境が変わり、これまでよりもずっと働きやすくなったものの、また同じことが起きないとも限りません。なので、働きやすくなった今のうちに目標額まで蓄財し、いつ辞めても不安にならないよう準備をしておこうと思うようになりました。今も着々と転職に向けて蓄財とスキルアップに励んでいます。このように、今の環境を手放す選択肢、違う稼ぎ方で生きるという選択肢をこの本から教わることができました。

 最後に、この本では「人生を豊かにする!お金にまつわる5つの力」がテーマに挙げられています。それぞれの内容については、是非本を手に取って読んでもらいたいのですが、実践するようになった自分の個人的な感想としては、この5つの力を一気に身につけようとはせず、まずは「貯める力」と「増やす力」に注力するだけで蓄財に大きく効果があると思います。また、これらについては始めるハードルも低いので、コスパが良いと感じています。この地盤をある程度確立した後、「稼ぐ力」「守る力」に着手されることをお勧めします。(現在自分もこれに挑戦中です 笑)

 ということで今回は、起業家でYouTuberでもある両学長の著書「本当の自由を手に入れるお金の大学」を紹介させていただきました。生きていく上でお金は必要です。でも、そのお金を得るには、今置かれている環境でないとできないということはありません。生き方も稼ぎ方も十人十色です。寧ろ今よりも幸せな生き方だっていくらでもあると思います。自分はこの本から、単にお金に関する知識だけでなく、今まで知ることがなかった視座でこれからの生き方を考えることができました。これが何かの参考になったら嬉しいです。

 これからも、自分の経験から皆さんの役に立てそうだなと思う内容を発信していきたいと思います。 今日もありがとうございました。

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