適応障害から得た学び 部屋の掃除で心は回復する!

体験談

こんにちは、ゆゆゆいです。

このブログに足を運んでいただき、ありがとうございます。

 みなさんは、落ち込んでしまった心を回復させたいと思ったことはありませんか?                    私は2021年の7月に適応障害と診断され、仕事を8ヶ月間休職しました。その間、気持ちが前向きに回復した時もあれば、仕事に復帰した時を想像して動く気力がなくなるほど落ち込むことを繰り返し、気持ちの浮き沈みの激しさに何度もヘトヘトになっていました。
 なんとかこの気持ちの浮き沈みを小さくするため、様々なことを試行錯誤して実行して、これは良かったというものを紹介したいと思います。

このブログでは、平凡なサラリーマンの私、ゆゆゆいが適応障害を通して、自分の人生において大切なこと、価値観を見つけ、自分の実体験から少しでも人生の考え方の参考になってほしいと思い、発信しています。

 今回紹介したい適応障害で気持ちを回復させた方法は、「部屋の掃除をしたこと」です。
全然大したことなくね? そうです!何も大したことはしていません!笑
でもこれで、自分はとても気持ちを回復させることができました。これについて、始めようと思ったきっかけとメリットについて、自分なりに振り返りながら説明したいと思います。

 まず今回お話しする「部屋の掃除」とは「物の整理整頓」ではなく「断捨離」です。
 きっかけは、自分の資産形成を考えたときに、支出を見直す中で、買ったもの多くね?と思ったことです。自分が思っている以上に浪費が多かったことが分かり、買ったけどたいして使っていない物を売って、少しでも資産形成の足しに出来ないかと考えたことから、断捨離を始めました。

 具体的には、いつか読むだろうと思って残していた大学時代の教科書や参考書、漫画、小説から、いつか着るだろうと残していた服に加え、プロジェクターなどの電化製品も売却したり処分しました。
この時に初めてメルカリの使い方を覚えました 笑
 結果的には全部で1万円ちょっとの足しでほとんど処分になりましたが、6畳の部屋に収まっていた物の半分は処分することができました。
 ではここから、部屋の掃除を通してメンタルの回復つながるメリットについて説明します。

 まず一つ目のメリットは、部屋にいる時に物に対する執着心がなくなるということです。
 皆さんは、試験勉強を始めようと思った時、なぜか勉強の前に部屋の掃除をしようと思ったことありませんか? 自分はこういうことばっかりで 笑 
(やらないといけないのだけれど、退屈で面倒だから他にやらないとと思えることを優先して自己正当化したいというのも理由ではありますが)、一つに勉強以外の気になるものを視線から無くすためだったとも思います。勉強を始める時、教科書や参考書は手の届く所に綺麗に置く、筆記用具は揃えておく、ノートもまとめやすいように予め線を引いておくなど、勉強を綺麗に始められるように準備をしていました。これと同じように、勉強以外のことを考えて集中力が切れないように勉強に使う物以外を取り除くために掃除をしていたのもあると思います。

 適応障害になって思ったことは、普段から頭で考えて抱えてしまいがちになり、何もしていないのに疲れてしまいがちだということです。頭は疲労で考えることが大変な状態なのに、自分の身体の状態関係なく頭は勝手に考えすぎてしまう状態になっていました。視界に色んな物があると、それが気になって心は休まらず、気持ちは沈みがちになっていました。
 なので、頭を休めるためには、思考回数を減らすことが大切だと考えました。結果、掃除をして極力視界には気になりそうなものを無くすことで、余計なことを考えなくすることができ、メンタルの回復に役立ちます。

 次に二つ目のメリットは、今後買うものを減らすことができることです。
 最初にもお話ししましたが、掃除を始めたきっかけは支出の見直しでした。思っていたよりも浪費が多く、結局買って数回か使わずそのままの物も多く、「いつか使う」と思って残していたものばかりが溜まっていました。そのほとんどを処分した後だと、その後同じものを買いそうになった時、「あの時捨てたし、結局使わないからいらないよね。」と買おうと思う気持ちを抑えることができます。そしてこれにより、支出を抑えることができたという自己肯定感も上がります。

 最後に三つ目のメリットは、自分の思った通りに物事を進められるということです。
 当たり前ですが、掃除を始めようと思って主体的に動くのは自分で、ここを片付けたい、これを処分したい、これはさっき処分して空いたスペースに置きたいなどを考えるのは自分です。これらは、考えた通りに物事を進めれば、必ず自分の思った通りの結果になります。仕事や娯楽など誰か他人と何かをする時は、必ずしも自分の思った通りのことができるわけではありません。「本当はこうしたいのに」「でもあの人が違うようにしたいというから仕方がない」と自分の意思とは違うことをやった経験は誰しもあるはずです。自分が適応障害になった時は、この認識と行動のズレが仕事において多々発生し、自分の考えが信じられなくなってしまいました。自分の考えはどうせ組織の仕事の進め方とは違うんだとどんどん自己肯定感が下がり、自分を追い詰めるようになりました。

 こうした自分が考えたことを考えた通りに実践することは、何も特別なことではないけれど、本当に大切なことだと思います。自分の認識と行動のズレを解消するために、部屋の掃除はとても効果的です。「こういう部屋にしたい」「そのためにはこういう段取りでここを片付けたらこれを詰めて掃除機をかける」など、たとえ側から見たら掃除初心者のやり方かもしれないけれど、誰にも口出しされないし、自分の部屋のコーディネートを誰かにとやかく言われる筋合いなんかありません。
 自分の考えた通りに物事を進めて、自分の考え通りの結果になる。それだけで自分はすごい達成感に満たされました。自分の思った通りに物事を進められて結果が出れば、自己肯定感が上がります。

 今回は、「部屋の掃除で心は回復する」というテーマでお話しさせていただきました。なんだそんなこと?と思われたかもしれませんが、逆にハードルも低くすぐ始められる効果的な方法だと思います。
是非皆さんも試してみてください。
これからも、自分の経験から皆さんの役に立てそうだなと思う内容を発信していきたいと思います。 今日もありがとうございました。

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