こんにちは、ゆゆゆいです。
このブログに足を運んでいただき、ありがとうございます。
このブログでは、平凡なサラリーマンの私、ゆゆゆいが適応障害を通して、自分の人生において大切なこと、価値観を見つけ、自分の実体験から少しでも人生の考え方の参考になってほしいと思い、発信しています。
今回から、自分が適応障害になってから職場に復帰するまでの8ヶ月間の体験記を複数回に分けて話していこうと思います。身体のどこかに怪我をしたわけではない、内臓疾患みたいなものがあるわけじゃない、でも病気であることに変わりはありません。自分はなんとかこの身体と気持ちがチグハグな状態を治そうと色々模索をしました。今思えば、「せっかく休みが取れたんだから、そのモラトリアムを堪能しなよ?」という実兄の言葉がよく分かります。生き急いでいる感が周りにも伝わっていたのだと思います。「なんとか元の状態に戻さなければ」という気持ちで奮闘していました。
ですが、正直言って、全っっっっっっっ然順調ではありませんでした。これはやってよかったかな?というもの1つに対して、結果かえって逆効果だったというものが5つ以上はあると思います 笑 そういった失敗経験も赤裸々に話していこうと思います。少しでも参考になったら幸いです。
そしてこの体験記の一番最初のテーマは、「休み初めてからしばらくは気持ちが落ち込み続ける」です。休んでいるんだから徐々に回復していくんじゃないの?と思いませんか?全然そんなことはありません。主治医の先生や適応障害に関する動画や本でも、適応障害の回復は時間の経過とともに徐々に良くなるものではなく、昨日は活発的だったのに、今日は気持ちが沈むといった起伏を繰り返します。自分の場合はこうでした。
まず、休み初めの一週間は少し浮き足だった感覚でした。上司に相談して、急に明日から1週間休みとなったので、いきなりGWが訪れたようなイメージです。ちなみに1週間というのは、初診後の週明けに診断書を持って上司に相談した上、上司から指示されました。というのも、当初は休むどころか退職したいという相談をしていました。そこで上司から、「今は病気で冷静な判断ができていない状態だから、まずはゆっくり休んで、家族と相談したらどうか?」という説明のもと、とりあえず1週間休むということになったのです。翌週、人事部局との面談によって、正式に病気休暇ということになりました。辞める意思はありつつ、在職しながらも突然訪れたGW。せっかくだから、ずっとやりたかったけどやれていなかったようなことを思いつくままに実行していきました。スマホゲー、ドライブ、買い物など・・・。
思いつく限りのことをやり尽くしたかなと思い始めたのが、休み初めて2週間ほど経った時でしたが、急にこれからどうしようという不安に駆られました。このあたりで不眠の症状が酷くなっていきました。まず職場のことを気にし出しました。「自分が不在にしていることで、職場はどんな状態なのか」、「あいつが抜けたせいでとんだとばっちりだと迷惑がられていないか」、「あいつはこうなると思っていた、だってあの時もこうだったもんと変な噂が立っていないか」。 ここに挙げているように、基本は自分に対する他人の評価ばかりを気にしていましたが、考え始めたらキリがなく、けどどうしていいかがあるわけもなく、ただ見えない声に追い詰められるような状態が続きました。
「人は暇な時間があるから悩む」ということを後に何かの本で読みました。おそらく自分もこれだったのではないかと思います。やりたいことがある時は、そのことだけを考えていればいいですが、仕事を休んでいる中で、ふと自分に膨大な時間が与えられた時、考えつくものもなくなったら、思いつくのは仕事のことでした。そりゃ社会人になって週5日も日中ずっとしていた仕事の時間が急にぽっかり空いたのだから、そうなるよな〜。と今振り返るとあの時の状態も納得します。でも当時の自分はそれが辛くて仕方ありませんでした。これがふと思いつく日が増えたことで、しばらく気持ちの浮き沈みが大きい状態が続くようになりました。
結論として、自分の体験を通して、「休み始めてからしばらくは気持ちが落ち込み続ける」、理由は今まで仕事をしていた時間が急に空いたことで、自分を見つめる時間が極端に増え、現状を不安視するからだと思いました。もし、今仕事を休み始めて回復していかない、寧ろ状態が悪くなっているのでは?と思っている方がいたら、それは全然おかしなことではありません。こうなるものだと認識するところから始めましょう。それができると気持ちに余裕が生まれて、冷静になれます。 身内や友人で適応障害で苦しんでいる方がいて、全然治らないと焦らないであげてください。本人がこういうものだと認識すると同時に、周囲の方もまたこういうものだと理解しておくことも大切です。 一生懸命頑張った結果、身体よりも気持ちの方が前のめりになっているのだと思います。まずは速る心にブレーキを。今日もありがとうございました。
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