こんにちは、ゆゆゆいです。
このブログに足を運んでいただき、ありがとうございます。
このブログでは、平凡なサラリーマンの私、ゆゆゆいが適応障害を通して、自分の人生において大切なこと、価値観を見つけ、自分の実体験から少しでも人生の考え方の参考になってほしいと思い、発信しています。
前回は「やったことがないことをやりがち」というテーマでしたが、今回はその続きになるような話になります。テーマは「1年後までに叶えたいこと、今日1日のやらないこと」です。
やりたいことは沢山あるのに、「時間がない」「余力がない」「きっかけがない」ということ、よくありませんか? 前回お話しした中で、やりたいことを詰め込みすぎず、残しておくのも大切と話しましたが、ではいつやれば良いのか? それは「時間」も「余力」もあって、「きっかけ」が作れた時です。それができないから困ってんじゃん!という声が聞こえてきそうです。ここで、「時間」も「余力」も「きっかけ」も作る方法が、今回のテーマにある「今日1日のやらないこと」を決めることです。「今日はこれやるぞ!」ではなく、「今日はこれやらないぞ!」という目標を設定してみてください。 皆さんも例えば学校や仕事のない休日を、なんとなくだらだら過ごしてしまい、夕方ごろになって「何もしないで1日終わっちゃったよ。」という悲しいことありませんか?なんとなく眠くて二度寝してしまった、手持ち無沙汰にSNS開いて時間が経ってしまった、そんなにやりたいわけじゃないけどなんとなくゲームした、等々。1日何をやったかを振り返って、あれはやらなくてもよかったなと思ったものがあるはずです。こういう時間を減らすことを目標にするということです。
やらないことが目標ならば、手をつけなければ達成です。前回、自己肯定感が低くなりがちな状態の時に始めるものとして、コミットする手間は少ないけれど、目に見えて成果が現れるものをすること、という話をしましたが、これもまさに同じことです。極端に言えば「何もしなければ目標達成」だからです。
自分の場合は、スマホゲームの時間と動画視聴の時間を減らしました。具体的には、ゲームでは少なくとも1日累計3時間以上やっていたところを、「スタミナをいくつ消費したら今日はやらない」という目標を設定し、暇さえあればパソコンを開いていた動画視聴については、「YouTubeは学習コンテンツを除き1時間以内、ドラマも1時間以内、アニメは2話分まで」と設定しました。これにより、休職期間中は午前中が起床から昼食までの時間がほぼフリーになり、昼食後の約1時間と寝る前の約1時間を作ることに成功しました。時間でいうと6時間超ほどになります。
これをやる上での注意点として、あくまで無駄な時間を「減らすこと」を目標にし、「なくすこと」を目標にしないことです。今まで必要ではなかったかもしれないけれど、習慣的に続けていたことを急にやらないように努力することは本当に難しいです。寧ろストレスを抱えてしまい違うことに時間を浪費したり、疲れてしまっては本末転倒です。なので、浪費する時間を減らす目標を設定することをお勧めします。
また、目標設定は具体的であればあるほど良いと思います。 自分の失敗談として、例えば動画視聴の時間を減らす目標を設定する上で、始めはざっくり2時間以内と設定していたところ、「テレビは別」だったり、「学習コンテンツは自己研鑽のためだから例外」といった自分に都合の良いルールにどんどん勝手に判断するようになりました。自分に甘くなってしまいました 笑 その結果、目標設定が意味をなさなくなり失敗しました。
具体的な目標設定を行う際に、浪費時間を減らす上で、自分がストレスにならない程度はどのくらいかをシミュレーションできるとなお良いかと思います。理想は1週間から1ヶ月程度、自分の生活を記録して、無駄な時間が少なかった日を目安に目標設定できると良いです。
最後の注意点として、「これで空いた時間にやりたいことを詰め込めば良いんでしょ?」ではありません。しばらくは空いた時間をのんびり謳歌してください。 時間が空いたんだから、もうやりたいこと始めればいいじゃん?と思うかもしれません。でもまだ止めてください。理由は、始めてすぐは先ほどお話しした何かを始めるために必要な要素である「時間」「余力」「きっかけ」のうち、「時間しか確保されていないからです。何かを「やらない」という行為も実はそれなりに体力が要ります。例えに挙げた「二度寝」や「SNS」「ゲーム」、なんで手を出すかというと、その方が「楽だから」です。なのでそれを「やらない」ということは、「楽ではない」ということです。なので、始めて1〜2週間程度は「時間」を空けることの習慣化と、空いた「時間」に慣れるようにしてください。
これを繰り返すことで、「時間」に加えて「余力」が出てきます。少し手持ち無沙汰になってくるかと思います。その後、ふと「この時間に何かやりたいな」と考えられるようになります。大事なことは、「時間が空いたから何かやらなくちゃ」という追われる感覚ではなく、「せっかく時間が空いたから何かやってみるかな」という心の余裕もあり、自発的に意欲が湧いている感覚があることです。そこに、いつかやってみたいことをまとめたメモなどがあれば、それが「きっかけ」となって新しいことが始められるようになります。自分はこの経験から、余った時間にお金の勉強を始め、積み立てNISAやiDeCoなどの資産形成を始め、これまで毎月の収入のほぼ全てをその月に浪費していたところ、今では毎月の収入の半分以上を資産として貯蓄できるほどマネーリテラシーを上げることができました。
ある意味で、今は余暇も含めて皆さんのスケジュールはびっちりです。そこに無理にやりたいことというスケジュールを組み込むのは難題です。なので、まずは1日に余裕を作る。「時間」と「余力」を作り、ちょっと退屈だなと思える程度が理想です。「時間」と「余力」ができれば、あとは自然とそこにやりたいことを組み込みたくなるはずです。そうなるために、1日のうちで、やらないことを目標設定して取り組みましょう!
これからも、自分の経験から皆さんの役に立てそうだなと思う内容を発信していきたいと思います。 今日もありがとうございました。
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