適応障害による休職体験記⑥ 時間が経っても治らない

体験談

こんにちは、ゆゆゆいです。

このブログに足を運んでいただき、ありがとうございます。

このブログでは、平凡なサラリーマンの私、ゆゆゆいが適応障害を通して、自分の人生において大切なこと、価値観を見つけ、自分の実体験から少しでも人生の考え方の参考になってほしいと思い、発信しています。

先日、人生で始めて骨折を経験しました。仕事中に階段降下中に足の着き方が悪く、荷物も持っていたので手すりに捕まることもなく、足を捻った状態で転ばないよう踏ん張った結果、足のくるぶしの下辺りの骨を剥離骨折してしまいました。凄い鈍い音と共に今まで経験したことのない痛みがあったので、もしかしてと思いましたが、、、骨がくっつのに3週間、その後のリハビリ期間を含めて全治3ヶ月だそうです 泣                                       不思議なのですが、足を骨折してから何故か運動したくなるんですよね〜 笑 普段何も気にせず走ったり自転車漕いだり、好きな卓球やったりできていたけれど、歩けるってありがたいことだったんですね。皆さんは怪我には十分注意してください。自分も一時的に動きづらくなったことを前向きに捉えて、外出頻度を下げて支出の削減や、自宅でできる生産的なことを模索したいと思います!

 さて、今回の休職体験記のテーマは「時間が経っても治らない」です。              え? 適応障害って骨折した骨みたいに時間をかけて安静にしていたら治るもんじゃないの?     そう思っている方もいらっしゃるかと思います。自分も罹ってすぐはそう思っていました。でもそんな簡単なものではありません。風邪やインフルエンザといった病原菌などによる疾患と適応障害などの精神疾患との大きな違いの一つだと思っています。でも、だからといって「休むことは無駄」「一生付き合っていかないといけないのか」ということではありません。これからお話ししますが、結論から言うと「治し方」があります。自分もまだ療養中ですが、実践しているこの「治し方」を紹介させていただきたいと思いますので、最後までご覧ください。

 まず自分の実体験をお話しすると、7月から仕事を休み始め、結果的に3月に復職をしましたが、結論として適応障害は寛解しませんでした。復職して8ヶ月目ですが、今も不安になることはあるし、程度は大分軽くなりましたが、眠れない日は病院から処方された睡眠導入剤も服用しています。    休職は医師からの診断書にて「回復には〜ヶ月の休養を要する」みたいな文面が書かれ、これに準ずるように人事が休職期間を決定して仕事を休むことができるという流れになります。つまり、休みに期限が設定されているのです。この期限が迫ってくるとどうなるか、、、               夏休み最終日や日曜夕方の「あ〜明日から仕事(学校)か〜」と誰しもが思ったことがあると思いますが、これに似た状態になっていました。でも程度は酷く、自分も休職期間がもう終わると考えると、抑えきれない不安感に苛まれていました。復帰後の部署内の人間関係、業務、残業、失敗、等々。自分で考えないようにしようとしても勝手に思考がネガティブになるパニック状態になり、休職期間終了間際に病院に行き、診断書を書いてもらって再び休職、というサイクルを繰り返して休職期間8ヶ月になりました。そして不思議なことに、また休職期間が延びると思えると、その不安感は一気に無くなりました。

 最初に風邪やインフルエンザと適応障害といった精神疾患は違うという話をしましたが、この大きな違いは、治すには時間ではなく、適応障害になった根本的な問題を本当の意味で自分の中で解決できていないといけないということです。この根本的な問題について、自分の場合は部署内の人間関係と業務の性質・量でした。

この根本的な問題の解決策として、2つ挙げられると思います。一つは「環境を変える」こと。もう一つは「考え方を変える」ことです。                               変えることで、一番効果があると思われるのは、「環境を変える」方ですが、一番変えるのが難しい方も「環境を変える」方だと思っています。                           自分の場合、今復職はできているけれど、この記事を書いている今も、適応障害を発症した時と同じ部署、同じメンバー、同じ業務を行っています。根本的な問題である部署内の人間関係と業務の性質・量、つまり環境は変わっていません。それは自分の配属先が最終的に自分ではなく、職場の人事部局の判断に委ねられてしまうからです。

 でもなぜ復職して今働けているのか。それは2つ目の「考え方を変える」を実践しているからです。 「考え方を変える」の具体的な内容は、もう今の仕事にやりがいや使命感など必要以上のプレッシャーを自分に課さず、最低限必要なことをこなし、給料を得られるライスワークに昇華したことです。

 でもこれを読んでいる人の中には、「仕事なのに自分のやっていることにやりがいも責任感もなくやっているなんて失礼だ」「そんなつまらない働き方なんてしたくない」といった意見が必ずあると思います。自分も願わくば仕事を単なるこなすための作業ではなく、自己実現もでき責任感を持ってやりがいを感じながら進めたいです。でも、業務の性質やそこにある人間関係がいつも自分に合うとは限りません。自分には向き不向きもあるし、考え方や性格がどうしても合わない人は必ずいます。これらを綺麗事で全部うまくいくわけがありません。

 なので、今の自分はこの部署を異動し、特定の人間と物理的に距離ができるまで、こういうスタンスで行こうと決めました。自己申告書と言われる「異動希望」もこれから出す予定です。我慢できているのも、最低限のライスワークで一定の収入が得られ、少なからず自由になるための資産形成を果たすためです。そう思うとまだ踏ん張れます。

 ただ、もし自分と同じように復職の足枷になっているのが職場環境で、部署異動がしやすい環境であれば、間違いなくすぐ異動手続きすることをお勧めします。自分の気持ちを変えるよりも、自分の周りの環境を変えることの方が、気持ちの持ち方は全然変わるはずです。「考え方を変える」ことを実践し始めてようやく8ヶ月が経とうとしていますが、やっぱり辛いことばかりです。来年度部署異動ができなかった場合は退職も視野に入れています。やっぱりストレスなく働きたいですから 笑

 今回は結構後ろ向きな考えと思われそうな内容でしたが、自分の例だけでなく身近なところでも「考え方を変える」ということは役に立つと思います。最初に話した骨折についても、「移動が不便で出かけられない」「職場で松葉杖ついているのが自分だけで恥ずかしい」よりも「移動しなければ出かけることもないから支出も無くなるし、増えた時間を勉強に使えるじゃん!」とか、「他の部署と話すいいきっかけになるし、話しかけるの苦手だから心配して話しかけてくれるのラッキーじゃん!」ぐらいに捉えることもできます。ちょっと嫌なことがあった時、ほんの些細なことでも嫌なことに囚われ続けるのを一旦冷静になって「なんかプラスになるところあるんじゃない?」と思うところから始めましょう。考え方を見直すのにお金も体力も使わないですから 笑                    これからも、自分の経験から皆さんの役に立てそうだなと思う内容を発信していきたいと思います。 今日もありがとうございました。

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