適応障害による休職体験記④ やったことがないことをやりがち

体験談

こんにちは、ゆゆゆいです。

このブログに足を運んでいただき、ありがとうございます。

このブログでは、平凡なサラリーマンの私、ゆゆゆいが適応障害を通して、自分の人生において大切なこと、価値観を見つけ、自分の実体験から少しでも人生の考え方の参考になってほしいと思い、発信しています。

結構久しぶりになってしまいましたが、今回も適応障害になって休職した8ヶ月間の体験記(失敗談?)をお話しして行きます。 今回のテーマは、共感してもらえる点がもしかしたら多いのではないかと思います。また今回は失敗談だけでなく、そこからこう方向転換をしていったよというところまで話したいと思いますので、これをきっかけに何かの気づきになれたらいいなと思っています。

ということで、本題に入ります。今回のテーマは「やったことがないことをやりがち」です。新しいことを始めたがるという意味です。平日は仕事や学校でのルーティーンをこなすことでエネルギーを使い、土日は平日の疲れを癒すことに使うことで、新しいことを始める気になんてなれない人が多いのではないでしょうか。ですが、適応障害で休職した自分は、そうではありませんでした。

理由はとっても簡単。時間があって、やる気に満ち満ちていたから 笑

休職をして体を休め、薬である程度睡眠が取れるようになると、目に見えて体力が回復しました。今まで仕事から帰宅して寝るまでのちょっとした時間にやっていたゲームや動画視聴といった癒しの時間が増えて、気持ちが落ち着いてきたりして、経過は順調な感じでした。しかし、段々と時間があることによる手持ちぶたさと、時間が経って気持ちがフラットになってきたことで、生活するのに気持ちの余裕ができたこと、また仕事をしていた時のポテンシャルを持った気でいるので、少し気持ちが大仰になっていました。

自分は休職してから1ヶ月が経った頃から、新しいことをたくさん始めました。 プログラミング、ランニング、日記、旅行、大掃除、ピアノ、ビジネス本を中心に読書等々。。。 プログラミングや読書については、休職をしつつも退職を視野に考えていたので、新たにビジネススキルを付けて、転職を考えた末に挑戦しました。 日記はこういう学習の記録とそこから得た学びを残すために始めました。旅行も行って終わりというよりも、その時の思い出を書いておけば、読み返した時に楽しいし、何よりもポジティブなことを振り返って自己肯定感を上げられないかという狙いもありました。

何かを始めることはとても大切なことだし、あの頃を振り返ってみて、やったことに対して後悔はしていません。ただ、色んなことを詰め込みすぎるのは良くないと思います。

結果的にどれも長続きせず、挫折してしまいました。原因は四肢の回復とは別に脳が回復してなかったのではないかと考えています。いわゆる「脳疲労」の状態だったと思います。適応障害という診断をされる前、仕事でやったことのない業務ばかりが山積みになり、パニック状態に陥ったことがありました。それ以来、復職した今でもそうですが、やったことのない業務・学習をする時は、適応障害発症以前と比べて疲れやすくなったと実感しています。プログラミングや読書も、覚えようとするたびに一層疲れが溜まり、大した時間やったわけではないのに休憩をするという状態が頻繁にありました。それでいて、数日や1、2週間で目立った成果が出るものでもなかったことから、次第にモチベーションも下がり毎日の習慣にするつもりが、気づいたら普段何も考えなくてもできるゲームや動画視聴をする日々に戻ってしまいました。 さらにタチが悪いことに、習慣化できなかったことで、自己肯定感が一層低くなってしまいました。やっぱり俺はダメな奴なんだと思ってしまうようになってしまいました。どうしても自己肯定感が低いと、気持ちが「外」ではなく「内」向きになってしまい、自分の思った通りにいかなかった時のショックが、人一倍大きくなってしまうのだと思います。反省することはとても大切なことなのですが、できなかったことへの後ろめたさがずっと尾を引く感じです。皆さんもそういうことありませんか?経験者の自分が言うのもなんですが、起きたことを深く考えすぎです。クソ真面目野郎です 笑

こうした経験を通して一つ学んだことは、やりたいことを楽しみに取っておくということも大切だということです。何も初めてのことをやるなというわけではありません。新しいことをやろうとすることは、気持ちが切り替わってきている証拠なので、回復に向かっている良い傾向なのだと思います。できるようになっている自分を想像するとワクワクしませんか?適応障害で初診を受けていた頃から全然気持ちの持ち用が変わっていると思います。素直に寛解に向かっていると喜んでほしいと思います。

その上で、個人的に、適応障害を患って自己肯定感が低くなりがちな状態の時に始めるものは、コミットする手間は少ないけれど、目に見えて成果が現れるものをすることをおすすめします。 具体的に自分が初めて上手く行ったなと思いおすすめしたいものは、自身の固定費の見直しをすることです。

実際に休職期間で行った固定費の見直しは、不要なサブスクの解約、携帯料金プランをより安いものにする、加入している民間保険の見直しです。きっかけは病気休暇から休職扱いに変わり、給与が減ったことです。その上、退職を視野に動いていたこともあり、転職後の給与や福利厚生、そしてこの先の資産形成についてぼんやりと考える機会があったことも一要因になりました。それから、お金に関する勉強をしようと思い、YouTube動画で知った両学長の「本当の自由を手に入れるお金の大学」という本に出逢い、お金にまつわる5つの力の一つ「貯める力」にある支出を減らす方法を実践しました。

これの面白いところは、解約やプラン変更の手続きをするだけで目標が達成できることです。学習する手間もなければ、数ヶ月といった時間がかかるわけでもなく、早ければ携帯で数分操作して完了です。でも、翌月には月々の支払額が明確に減っているので、自分の資産が貯めやすくなった実感が湧きます。こんなに簡単で、かつ自分の将来にわたる資産形成に役立つことをしていると思うととても充実した気持ちになりました。

これを皮切りに、預金金利の高い銀行口座を開設して預金を移したり、家計簿を作り月々の収支をプラスにするよう数値化することで、さらに自信がつくようになりました。家計簿についてはもう9ヶ月分記録しています。前月より支出を抑え、収支をプラスにできると満足度も大きくなります。無駄な買い物も減ったような気がします。今までは衝動買いしていたものも、手にとって一度「本当に必要なものなのか?」と買った後の自分を想像してそんなに役に立たなそうだなと思ったものは購入しないということを何度もやりました。自然とマネーリテラシーが上がり、支出を抑え、資産が増えていく状態がさらに自己肯定感を増してやる気が上がるという良いことづくしです。 もちろん、無理して生活費を削って体を壊すというのは本末転倒ですが、支出の中で見直しできる余地がありそうなところは積極的に検討すると良いと思います。すぐ結果に出ますので 笑

適応障害の有無関係なく、固定費を見直すなど手間は少ないのに効果が大きいものは、達成感や充足感をすぐ感じられるので、次の新しいチャレンジを始める良い足がかりにもなると思います。自分もそのおかげでこうしてブログを不定期ですが始めることもできました。目標は定期更新です! これからも、自分の経験から皆さんの役に立てそうだなと思う内容を発信していきたいと思います。 今日もありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました