適応障害による休職体験記⑧ 運動は体力の3割程度で止める

体験談

 こんにちは、ゆゆゆいです。

 このブログに足を運んでいただき、ありがとうございます。

 このブログでは、平凡なサラリーマンの私、ゆゆゆいが適応障害を通して、自分の人生において大切なこと、価値観を見つけ、自分の実体験から少しでも人生の考え方の参考になってほしいと思い、発信しています。

 昨日ようやく仕事納めも終え、職場から解放されました。それにしても、1年本当に長かったような気もしていたり、短かったような複雑な気持ちです 笑 昨年の今頃はまだ復職どころか退職したいと思いつつ、でも退職して次の働き先はどうしようとか、適応障害が寛解しないまま違う職場でうまくやれるのか、でも復職したらまた同じことの繰り返しにならないかなど、自分のキャリアと症状についてずっと悩んでいました。あの頃からもう1年経ったのかと思うとよく頑張ったなあと自分を精一杯褒めたいですね(自画自賛)

 この頃、悩んでばかりだった自分が気持ちをリフレッシュするために始めたのが、今回紹介するテーマにある「運動」になります。「運動は体力の3割程度で止める」と題しましたが、よく言われる「うつ症状の改善には適度な運動が効果的」という内容を自分の経験を踏まえて超具体的に説明します。「適度な運動って何だよ」、「自分にとってどの程度が適度か分からない」、「キツそうなのは嫌」と思って中々手が出ていない方は是非最後まで見ていってください。

 自分の実体験から、「うつ症状の改善に運動をする」ことは間違いなく効果があります。ですが、「適度な運動」については結論から言うと、ジョギングまではいりません。ウォーキング程度で十分だと考えています。

 ジョギング程の運動量が必要ない大きな理由は、運動不足で息切れして辛くなるからです。

 自分も有酸素運動が効果的だと知り、最初は20〜30分程度のジョギングを続けようと考えたのですが、脚はもつれるし、息は苦しいし、帰ってからはヘトヘトで何も出来ませんでした。

 運動は基礎体力を上げるためではなく、うつ症状の改善、気持ちの回復を目的としています。なので、体に負荷をかけるというより、体を労わるような運動がとてもお勧めです。

 そこで、自分がやった中でとても良かったのがウォーキングで、冬のこの時期は特にお昼ご飯を食べた後の14時頃から始めると尚良かったです。理由は、昼過ぎは日差しが強くて気持ちが良かったのと、程よく身体が温まるので帰って水分補給して休んでいると眠くなれたからです。これも様々な本や動画で紹介されていましたが、太陽の光を定期的に浴びることは実体験としてうつ症状には良かったです。「セロトニンの分泌が〜」と言う話は正確には理解していませんが、感覚として気持ちは晴れ晴れして、考えてもどうにもならない先の不安を「考えもしょうがないよね」と客観的に見れることが多くなりました。また程よく疲れるので、心地良い昼寝ができたので、薬がないと眠れないといった症状がある人には一層お勧めなので、試してみてください

 運動と聞くと身体に負荷をかけることに目が行きがちで、「歩くだけって運動になっているのか?」、「それじゃ物足りないから走った方が有酸素運動として最適ではないのか?」、という意見もあるかと思います。でも一度ジョギングの前にウォーキングを始めてみることを勧めます。その上で、走る方がいいなと思えばジョギングが良いのではないかと思います。

 はじめにウォーキングを勧めるのは、自分の体力が今どの程度なのか把握できている人はほとんどいないと思うからです。無理してオーバーワークをしてしまっては、もちろん身体に悪いですし、何より「運動は自分には合わない」と思って継続できなくなってしまう可能性があります。

 自分はジョギングでヘトヘトになって、次の日から続けようとすることに抵抗感を感じましたが、自分の体力を把握するために30分程度のウォーキングに切り替えたところ、とても心地良く過ごすことができました。「運動してスッキリした」というよりも、太陽の光をたくさん浴びて、空気をたくさん吸って、程よく疲労があって、気分が良くなったという感じでした。

 人間の歩くスピードは時速4kmほどと言われているので、30分だけでも2kmくらいは歩くことになります。人間の歩幅を約70cmとすると3,000歩近く歩くことになります。これは、健康についての話題でよく言われている「目標1日1万歩」のうち約3割を占めます。それほど運動量がなさそうなウォーキングでも、それだけの運動量はあるということです。なので、最初はうつ症状の改善、体力の把握という点でウォーキングから始め、体力も有り余ってもっと運動量を増やしたいという方は、より負荷のかかるジョギングをすると良いかと思います。自分も最終的には4〜5km程度の距離を20分ほどかけてジョギングをするようになり、挙句タイムまで測るようになりました 笑

 心が疲れている人が始める「適度な運動」は「心身を労わるための運動」と考え、疲れすぎず体力の3割程度は残せるよう程よく続けられる量から始め、リフレッシュを心掛けましょう!

 これからも、自分の経験から皆さんの役に立てそうだなと思う内容を発信していきたいと思います。 今日もありがとうございました。

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